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絶対読むべき経済小説ランキング ベスト10


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興味のある業界ではどういう風にビジネスが回っているのか?ビジネスで成功した人はどういう生き様だったのか?自分はどんな人生を生きたいのか?を知る上で経済小説が教えくれることがたくさんあります。新しい作家順に、黒木亮、高杉良、山崎豊子、城山三郎となり、黒木亮の経済小説でモデルとなった何社の会社良く知っていますが、企業の内情が驚くべきほど正確に書かれています。高杉良はさらにモデルの企業名までを特定し、取材をした上で描かれており、山崎豊子となると一昔前になりますが、内容に古さを全く感じさせません。城山三郎になると更に昔となり、終戦後の日本人が歯を食いしばって事業を興した時代が対象になっています。

 

どの業界、どの会社に入っても苦労はあるということを経済小説は教えてくれます。同じ苦労をするならば自ら会社を興した方がやりがある人生のようですが、全てを投げ打つ覚悟がないと成功しないようでもあり、どちらを幸せと感じるかは各人の価値観の違い次第なのでしょう。経済小説で成功者の人生、他の会社、他の業界の事を勉強すれば、自分の会社や自分の人生に違った見方をすることもできるようになり、これこそが経済小説を読むメリットだと思います。本のソムリエが経済小説のベストセラーから選んだ、面白い経済小説ランキングベスト10です。世の中を広く知るために、できれば20代のうちに読んでおくと良いでしょう。経済小説以外のおすすめ小説は読んでおくべき小説にまとめてあります。

 

 

海賊とよばれた男

出光興産の創業者、出光佐三について書かれた本です。一応偽名は使っていますが、100%ノンフィクション。出光の方から強く勧められて読みました。ベストセラーというだけあった、確かに面白くあっという間に読破できます。

出光はつい最近まで定年がありませんでしたし、給料も恐ろしくフラットな体型で有名ですが、これを読んで納得しました。創業者の『従業員は従業員でなく家族である』というポリシーを今でも強く引き継いでいるようです。とはいえ現実では、私の知っている限り、出光興産は有名大企業としては学卒の離職率の高い方の会社。曰く、給料が安すぎるとのこと。。。家族なのだから出来る人間が出来ない人間を助けるのは当然、という精神は立派ですが、世の中キレイ事だけでは動かない典型的な例ですね。

とはいえ、今でも脈打つ素晴らしい精神を掲げ、時には国とケンカをしながら大企業を作り上げた出光佐三の生き方は素晴らしい。また、石油業界を知る上でもお勧めの経済小説です。

 

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雄気堂々

城山三郎による日本最大の企業家、渋沢栄一の伝記。東京裁判で絞首刑を宣告された元総理大臣広田弘毅を描いた落日燃ゆ (新潮文庫)とならぶ城山三郎の代表作です。渋沢栄一の考え方、生き方に触れると、自分の人生このままではいかん、、、と思えてきます。城山三郎は経済小説家のうち、一番古い人であり、経済小説だけでなく自身の従軍の経験を活かした戦争ものも書いています。

 

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巨大投資銀行

同じく黒木亮の外資系投資銀行を舞台とする本。トップ・レフトよりさらに外資系投資銀行の詳細に踏み込んでいます。外資系投資銀行で働いていましたが、時代は日本の世界における存在感が今よりも強かった頃になっています。今は投資銀行間で競争が激化した事と、日本のプレゼンスが落ちた事からここまでイケイケではないのですが。。。作者の黒木亮は三和銀行→外資系証券会社→三菱商事の英国現地法人と作家になる前のサラリーマンのキャリアが長く、他の経済小説家では絶対に書けないビジネスの経験に基づいたビジネスのからくりをわかりやすく描きだしていることが特徴です。

 

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華麗なる一族

経済小説ではありますが、まず小説として第一級。とにかく面白く、ハラハラ・ドキドキしながら一気に読破できます。作者は否定しているものの、モデルとされている企業は、神戸銀行、岡崎財閥、八幡製鉄所、協和銀行。内容がどろどろしすぎて、モデルだったとしてもモデルにしたとは決して言えない内容。政界、財界、金融業界が複雑に絡み合いながら、銀行再編が進んでいく様を描いています。銀行や大蔵省、日銀、特殊鋼会社がどのように関連しているのかよくわかります。取材と勉強に半年も費やして描かれた山崎豊子の超大作。

 

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粗にして野だが卑ではない―石田礼助の生涯

石田礼助とは聞いたことのなかった人ですが、三井物産で出世街道を走るも戦争に反対してクビ。その後請われて国鉄総裁職になり、国鉄の改革を成し遂げた人物です。「粗にして野だが卑ではない」とは、石田が国鉄総裁就任時に国会で議員を相手に言い放った言葉。彼のように芯を持ち、強く生きたいものです。商社、JRの仕事、企業で偉くなる人の働き方をうかがい知ることができます。

 

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不撓不屈

高杉良によるTKC創業者、飯塚毅の伝記です。国税庁の嫌がらせである飯塚事件に勝訴し、会計事務所である東証一部上場会社を作り上げた物語です。会計士の仕事や税務調査について学べます。また、この人もあらゆるものを犠牲にして人生の全てを仕事に注いだのだとわかります。こういう経済小説を読むと、起業して成功した人に対して羨ましさがなくなりますね。少なくとも自分は仕事に全てをかける人生が幸せとは思えないので。

 

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辞表撤回

高杉良によるJTBの大東さんという実在人物をモデルした本。この方、本が出版されて4年後にJTBを辞め、自ら興した子会社の社長に収まっています。内容は旅行会社の中で、次々に新しい企画を立ち上げながら大組織を動かしていくという話。タイトルの辞表撤回は仕事の失敗に責任を取り、一度辞表を提出するもその後翻意し、仕事で挽回を図る内容から来ています。旅行会社や企画の仕事について勉強になります。しかし、ここまで革新的な仕事を連続して成し遂げながら、最後は子会社の社長とは、サラリーマンの出世競争は分が悪すぎるな、、、と作者が本当に送りたかったメッセージと違うメッセージを感じてしまったのは自分だけか?

 

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沈まぬ太陽

JALをモデルにした山崎豊子の代表作。親方日の丸体質の会社の陰湿さが際立っていますが、会社にしがみつかないといけない以上、どの会社でもこのような最悪の展開は起こりうるかと。JALと仕事の上でお付き合いありましたが、本当にこの本で表現されている感じで感じの悪い人が多かった印象があります。さすがに勘違い体質は変わっているとは思いますが。。。この本を読んだ影響も多分にあるかと思いますが、会社が面倒を見てくれるなどと考えておらず、今までに3回転職しました。転職体験記にまとめていますので、よろしければどうぞ。

 

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金融腐蝕列島

都銀のしごとについて勉強できる高杉良の代表作であり、恐らく経済小説としての代表作品であると思います。申し訳程度に会社の名前は変更していますが、モデルの会社が明らかに特定できます。3回目の転職の時に、都銀からも内定もらいましたが、これを読んだせいか結局辞退しました。このような不祥事を繰り返した結果、現在では某行は会社のパソコン端末から業務と関係ない外部サイトを閲覧すると一発で連絡が来るそうで、みんな頻繁にスマホで情報収集しているような意味不明なガチガチのルールで行員をしばっているそうです。世間一般のイメージと実態が大きくかけ離れた業界ですね。

 

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ザ エクセレント カンパニー 新・燃ゆるとき

東洋水産の創業者を描いた高杉良の経済小説。東洋水産とは、赤いきつねや緑のたぬきのカップラーメンで有名な会社です。海外進出、日本型経営、セクハラ問題、組合問題など、起業から多国籍企業に発展するまでに乗り越えた様々な問題が垣間見ることができ小説です。ジェネラリストとして生きるということはここで描かれているようなキャリアパスをたどるということかと。

 

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トップ・レフト ウォール街の鷲を撃て
黒木亮のデビュー作。融資団主幹事の座の獲得をめぐっての邦銀と外資投資銀行の争いを舞台に、日本の企業戦士と外資のプロの戦い、商業銀行と投資銀行の戦いが鮮明に描かれています。シンジケートローンについて勉強できます。黒木亮は経済小説家というジャンルを飛び越えて、単なる小説としても非常に質が高く、お勉強抜きで非常に楽しめます。

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<番外編> 原発ホワイトアウト

著者が現役官僚とのことで、政治家、役人、電力会社が一体になって原子力を推進しているの様相が詳細にかかれた本です。内容は明らかに内部のことを相当知っていないとこれだけ具体的に真実味をもって書けない内容。現在、アマゾン経済小説ランキングの第1位。今ホットなテーマを通じて、そもそも日本社会がどのように動いているかわかります。しかし、電力を所管している経産の官僚がこんな本など書く暇があるものかは不明。電力業界をよく知るフリーの新聞記者が「現役キャリア官僚の覆面告発小説」という看板に嘘がない範囲で取材を通じて官僚を巻き込みながら書いたのではと想像します。この業界、長く続く電力会社の横暴に腹を立てている人多いですから。経済小説でありながら、趣旨は社会に悪を告発するという趣旨で描かれたのかもしれません。

 

 
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