利用シーン毎にREX CARD、SBIカード、楽天カードを使い分ける

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クレジットカードでいつも還元率が最も高いカードはありませんが、利用シーン毎であればどのクレジットカードが一番お得か決まります。最強の組みあわせはメインでREX CARD、海外旅行でSBIカード、楽天での買い物で楽天カードです。

REX CARDは還元率が1.75％で、たまったポイントを翌月以降のカード支払い代金から相殺することができます。少し前までは同じJaccs系列のReader's cardが年会費が無料となる最高の還元率のカードでしたが、こちらはポイントがアマゾンギフト券で還元されるので、現金で使える程はありがたくはありません。

初年度は年会費無料ですが、翌年以降も年間使用額が50万円を超えていれば年会費は無料となりますので、月に4万円以上使っている人であれば損することはないカードです。通常のカードの還元率は0.5%ですから、年間100万円クレジットカードで買い物している人であれば、年間で1万2千500円節約できることになります。

REX CARDの欠点は、使用してから利用明細が送られてくるのが通常のクレジットカードに比べて一ヶ月遅れること。個人使用だとなかなか請求されないのは嬉しいですが、会社の出張関連で自分でカードを切り、カード明細でもって会社へ請求する手続きが生ずると、会社が求める証拠提出の期限に間に合いません。電話で問い合わせたところこの利用明細の発行が遅れるのはJACCSカード全てに発生する事象のようです。カード明細さえ他社と同じタイミング出て来るならば常時このカードを使用してポイントを貯めるのですが。。。

ドルで買い物をする場合のお勧めがSBIカード。還元率は1.2%とREXカードより低めですが、海外（ドル建て）の利用が最も有利なカードになります。前述のSBI証券のFX取引でドルを購入（スプレッド2銭）し、それを現引きしてSBI銀行へ手数料無料で送金。SBIカードにてドル決済をしたものがFXレートで購入したドルで直接決済されます。普通のクレジットカードでドル決済をする場合、クレジットカード会社はスプレッドを公表していませんが、請求レートから推測する限り銀行の手数料１円と同じ程度では？と思います。とすると、通常カードでドル建ての買い物をするのと比べるとほぼ１円の差があるわけですから還元率で0.5%下回っていても、為替コストを勘案するとドル建て使用の場合、SBIカードの方が0.5%だけ有利なカードとなります。年会費が無料なので、たまにしか利用しなくても持っている価値あり。また、利用明細もすぐにHPで確認出来ますので、この点も安心。

楽天で買い物をする場合のお勧めは楽天カード。楽天以外の還元率は1.2%と普通ですが、楽天で使用する場合の還元率は2%となります。また、口座開設で5000ポイントがもらえる他、使用する都度100ポイントがもらえるキャンペーン（合計で1000ポイントまで）などがあります。こちらも年会費無料なのでサブカードとしての使い方で問題なし。また、この楽天カードもカード明細はすぐにHPで確認出来ます。

REX CARDをメインカードにして年間50万円以上をこのカードに集約し、ドル建て決済にはSBIカード、楽天での買い物には楽天カードを使用することが最も節約できるカードの組み合わせとなります。